
年々、国内の一人暮らしと高齢者の割合が増加しています。2021年の国民生活基礎調査(厚生労働省)によると、国内で一人暮らしの世帯は1529万2000世帯で全世帯の29.5パーセントと、世帯数、割合ともに調査開始以来、最も多くなったことがわかりました。 一人暮らしが増えれば、現代の社会問題の一つである「孤独死」の発生リスクが高まることにも繋がります。孤独死は高齢者に多いイメージですが、どの年代どの性別にとっても等しく孤独死の可能性はあります。 ある日…
誰にも知られず亡くなり、死後に発見される「孤独死」についての話題が取り上げられる機会が増えています。 孤独死というと、身寄りがない一人暮らし高齢者を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?実際、高齢者の方の孤独死は多いですが、若い世代にも無関係ではありません。 今回は孤独死の現状や自治体の取り組み、および残された部屋の片付けについてまとめました。 孤独死の現状とは? 「高齢社会白書」によれば、東京23区内で発生した65歳以上の孤独死…
日中が暖かい日が増えてきて、春の季節の変わり目を感じられるようになりました。暖かくなってくると、散歩やレジャーなどの外出も楽しみになってきますが、一方で風が強くなってホコリや花粉などに悩まされるようにもなります。 花粉や黄砂などのホコリが気になる春先。せめて家の中は快適に過ごしたいものです。今回は花粉やホコリの掃除についてまとめました。 花粉やホコリはどこから? 気づいたら部屋にホコリが溜まっていたり、家にいても花粉でムズムズするとい…
新年あけましておめでとうございます。 皆様におかれましては、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。 旧年中は大変お世話になり、社員一同心より御礼申し上げます。 2022年は前年から引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず、私たちの生活に大きな影響を与えました。さらに、新型コロナが感染拡大して以降、始めてインフルエンザが全国的な流行期に入り、医療提供体制がひっ迫しているとの報告もあります。医療従事者をはじめとする多くの方々がコロナ禍を乗り越…
火災は悲しいことに年間を通して、全国各地で発生しています。総務省消防庁によれば、令和2年中の出火件数は34,691件で、1日当たり95件もの火災が発生しているそう。 四季別の出火件数では、春季(3月~5月)、冬季(12 月~2月)の出火件数が多くなっており、総出火件数の57.6%を占める形に。春や冬は空気が乾燥し、風が強いといった火災が起きやすく、かつ火が広がりやすい気象条件が揃う日が多い時季です。これからの季節は火災が増えてくるため、より一層の注意が必要となり…
日本は、台風や大雨、大雪、洪水、地震、津波などの自然災害が発生しやすい国土です。こうした自然災害は、時に甚大な被害をもたらします。今回は自然災害の中でも「風災」について取り上げていきます。 風災とは? 風災とは、台風や突風、竜巻、暴風など強い風によって引き起こされる自然災害のこと。日本は位置や地形、気象などの条件から、台風や暴風、突風、竜巻による被害が例年多く発生しています。強風により災害が起こる可能性があるときは「強風注意報」が、重大な災害が起こるおそれがある…
不動産を貸したい、売りたいという方、または不動産を借りたい、買いたいという方、どちらも気になることの一つとして「事故物件」が挙がるでしょう。事故物件はその言葉の力の強さから、言葉だけは知っており、ネガティブなイメージがすぐ思い浮かべられる一方、その内容を詳しくは知らない方も少なくはありません。事故物件についての正しい知識を知らないと、知らず知らずのうちにトラブルに巻き込まれたり、自分の不利益につながる恐れもあります。 今回は事故物件について、国土交通省が2021…
特殊清掃は、物理的・心理的に個人での対応が難しい場所を、専用の器具や薬剤を用いて清掃することを指します。近年、少子高齢化や世帯構造の変化などを背景に、孤独死の件数が増え社会問題の一つとなっています。 こうした中、特殊清掃の需要が高まっており、メディアなどでこの言葉を耳にする機会も多くなったように感じられます。特殊清掃と聞くと、孤独死のほか、自殺や殺人、事故死などといった現場の清掃が真っ先にイメージされるかもしれません。しかし、特殊清掃業者は先ほど挙げた場合以外に…
少子高齢化や世帯構造の変化が急速に進む近年、誰にも看取られず家で亡くなる「孤独死」が問題視されています。高齢者の単身世帯は増加傾向にあり、家の中で病気や怪我などで倒れても誰にも気づいてもらえず、そのまま亡くなってしまうことも。高齢化社会の日本において、独り身の高齢者は少なくはなく、孤独死は誰もが直面しうる問題です。 では、もしも身寄りのない方が亡くなった場合、葬儀や納骨、その後の部屋の片付けや遺品整理などはどうなるのでしょうか? 今回は、身寄りのない方が亡くなっ…
総務省消防庁が毎年発行している消防白書によると、年によって差はあるものの火事は全国で年間3万件以上起きています(令和3年:35,077件)。1日に100件、15分に1件程度のペースで出火していることになります。その中でも空気が乾燥する春・冬は火事の多い季節です。 今回は乾燥する季節の火事についてと火災損害についてです。 乾燥する季節は火事に注意 空気が乾燥し、風も強い場合が多い時期は、火災の危険性が高くなると言われています。 空気が乾…