火災時の通報先や伝える内容は?火事後の掃除についても | 特殊清掃ロード(神奈川・東京・埼玉・山梨・千葉・大阪) 特殊清掃ロード(神奈川・東京・埼玉・山梨・千葉・大阪)

一滴の血液から一番酷い状態まで徹底洗浄

作業終了後は何も無かったように普通に生活ができる特殊清掃をしております

火災時の通報先や伝える内容は?火事後の掃除についても

火災時の通報先や伝える内容は?火事後の掃除についても

年間を通して、全国各地で火事が発生しています。乾燥している時期には火事が起きやすくなると言われており、実際に冬や春は火事の発生件数が増えているというデータがあります。

 

秋の季節も火事に注意しておく必要があります。しかし、どんなに対策を講じていても、火事が起こる可能性はゼロとはなりません。万が一の場合に備えて、日頃から火事が起きた際の対応も確認することが大切です。

 

今回は、火事が起きたときの連絡先や近隣で火事が起きた時の情報の得方、火事後の後片付けについてです。

 

火事が起きた時の緊急の連絡先は?

火事という緊急事態に遭遇したら、どこに連絡すればいいのか、伝えるべき内容は何か、とっさに思いつくのは難しいかもしれません。日頃から火事への意識を高くもち、緊急時の連絡先を確認しておくといざという時に役立つでしょう。

 

また、消防車のサイレンが近くで聞こえた時、どこで火事が起きているのか気になるものです。ここでは、火事が発生した時の連絡先や、近隣の火事を知りたい時の方法についてご紹介しています。

 

◼︎火事が発生した時

①消防署(119番)

火事が発生した時、火事に遭遇した時は、まず「119」に電話をして消防車を呼びましょう。電話をかけたら、下記のようなことを質問されるので、できる限り詳細を伝えます。これは、火事の状況や規模によって、近くの消防署に応援要請が必要かどうかを判断するために必要な事項だからです。特に火災状況は詳細に伝えられると良いです。

 

【119番にかけて質問される内容】

  • 氏名
  • 住所
  • 出火原因
  • 出火場所
  • 出火状況
  • 怪我人の有無
  • 何階建てか
  • (法人の場合)事業内容

 

【119番の正しいかけ方】

  • 消防署:119番、消防署です。火事ですか、救急ですか。
  • 通報者:火事です。
  • 消防署:あなたのお名前と住所を言ってください。
  • 通報者:名前は、消防太郎です。住所は○○町1丁目2番3号です。
  • 消防署:近くに、何か目標がありますか。
  • 通報者:公立図書館の隣です。
  • 消防署:いまお使いの電話番号を言ってください。
  • 通報者:123の4567です。
  • 消防署:わかりました。何が燃えていますか。
  • 通報者:図書館の隣の私の家が燃えています。
  • 消防署:わかりました。直ちにそちらへ向かいます。あなたは大丈夫ですか。早く外に出てください。
  • 通報者:はいわかりました。

※引用:総務省消防庁「119番の正しいかけ方 | 広報素材」

 

②警察(110番)

消防署以外にも警察を呼びます。「110」に電話をかけるといくつか質問されますが、消防署からも警察に連絡がいくので、答えは簡潔でも大丈夫なようです。

 

なお、怪我人がいたり、火の中に取り残されている人がいたりなど、余裕がない場合は、警察に電話をする必要はありません。火事のときに真っ先に連絡するのは消防署で、警察への通報は心と時間に余裕があれば、という優先順位です。

 

【質問される内容】

  • 氏名
  • 住所
  • 出火原因
  • 怪我人の有無
  • 救急車は呼んだか

 

◼︎近所の火事を知りたい時

①消防署

火災発生情報を知りたい地域を管轄している消防署に電話することで、火災発生情報を教えてもらえます。

 

この方法で情報を得る場合に注意しなければならないのは、電話は「119」ではなく、必ず消防署の固定電話にかけること。「119」は消防車を呼ぶためのもので、対応するのは都市部のオペレーションセンターです。そのため、火災発生情報は教えてもらえません。

 

②火災情報テレホンサービス/テレホンガイド(災害案内)

火災情報テレフォンサービスは、自動音声で火災情報を案内するサービスです。「テレホンガイド(災害案内)」と呼んでいる地域もあります。一部の地域で設置されているサービスで、都市部の地域にはありません。

 

サイレンを鳴らして出場した消防車の出場種別と場所の確認ができます。 消防車の出場と同時に自動的に設定されるので、 いち早く情報を得たい時におすすめ。

 

なおこのサービスでは、水害や震災など火災以外で消防車が出動したときの情報も案内されます。「火災発生情報を案内する自動音声」と「火災発生情報以外を案内する自動音声」は異なるので、自分が知りたい情報と異なる情報を間違えないように気をつけましょう。

 

③WEBサイトやアプリ

火災情報を掲載しているサイトや火災発生、安否確認の災害情報アプリなどを活用することで、近隣の火事について調べることができます。

 

また、Yahooニュースでは、全国各地の消防、火事の速報やニュースを掲載しています。検索ワードに自分の地域を追加して検索すれば、お住まいの情報を調べることができます。

 

火災後の後片付けの作業は?

消防による消火作業が完了し、鎮火したあとは現場の後片付けが必要です。後始末の方法は、火災の規模により異なります。ここでは、自力でできる片付けと、業者に依頼する片付けに分けて紹介します。

 

◼︎自分でできる片付け

軽いボヤなど火災規模が小さい、比較的被害の範囲が狭くすんだ場合には、自力で片付けることも可能です。自分でできる火災現場の後片付けは主に以下の4つ。

 

①煤清掃

少量の煤であれば、自分で掃除することも可能です。自力で煤清掃する場合は、部屋全体をはたきで叩き煤を落としてから、洗剤を使いながら水拭きしていきます。

 

煤がついてしまった衣類やぬいぐるみなどは、洗濯機にかける前に一度手洗いで煤を洗い流しましょう。煤を含んだ状態で洗濯してしまうと、洗濯機の中に煤が溜まり、他の衣類にも煤がついてしまう原因となってしまいます。

 

煤は焦げ臭さの原因であり、人に健康被害をもたらす有害物質です。煤掃除を適切におこなわないと、いつまでも焦げ臭さが取れなかったり、健康被害が起こる恐れがあります。

 

②換気・消臭

ボヤ程度であれば煤清掃の後、部屋中の乾拭きと1週間〜1ヶ月換気することで臭いをとることができます。内装材などまでに煤が入り込んだり、臭いが染み付いてしまっている場合は、完全に消臭するためにはリフォームが必要になることもあります。

 

③不用品の処分

自宅が火災にあってしまった時、規模によっては燃え殻や使えなくなった家具家電などが発生します。こうしたごみは「り災ごみ(火災ごみ)」と呼ばれ、通常のごみとは異なる方法で回収される場合がほとんどです。処分する前には、自治体のサイトや電話で確認しましょう。

 

★燃え殻・火災ごみの処分について

火災ごみは、少量であれば通常のごみと同じように、自治体が回収してくれるケースもあります。しかし、大量にある場合は自分で処理工場に持ち込むか、あるいは一般廃棄物処理業者に依頼して回収してもらいます。

 

火災現場で発生する「燃え殻」は有害性があるため、通常、一般的な家庭ごみや産業廃棄物と同じように許可なしでは運搬・処理ができません。収集運搬許可やその他必要資格を持つ業者に依頼する必要があります。必要な許可・資格の有無は業者のホームページに記載してあるので、依頼する前に確認しましょう。

 

火災ごみ(り災ごみ)については、処分費用の減免制度を設けている自治体もあります。制度を受けるには「罹災証明書」が必要とされるケースが多いので、所轄の消防署で発行してもらいましょう。罹災証明書は火災保険の申請の際などにも必要となるため、忘れずに発行しておくことが大切です。

 

◼︎業者に依頼する片付け

半焼から全焼規模の火災では、後片付けは業者に依頼するのが一般的です。

 

①煤清掃

業者による煤清掃は、ある程度拭き掃除などで煤を除去したあとに、一般的にヤスリやグラインダー(電動工具)を使用して煤の部分を削っていきます。その後、薬剤でコーティングして煤による焦げ臭さを閉じ込めます。

 

②消臭・除菌

業者による消臭は、煤除去専用の薬剤や消臭剤を使用して、消臭・除菌を施していきます。薬剤のほか、有害物質も除去できるオゾン消臭が使われるケースが多いです。オゾン消臭は、部屋の広さにもよりますが、1週間~10日ほどで完了します。

 

③リフォーム工事

内装が焦げてしまったり、焦げ臭さがとりきれなかったりなどの場合は、リフォーム工事が必要になります。紙やクロスなどを撤去して下地を清掃・張り替えをして、原状回復を図ります。焦げ臭さが残っている場合には、臭いを閉じ込めるコーティング作業などを施します。

 

④解体工事

半焼〜全焼の場合、燃えてしまった家屋は基本的に解体します。解体工事自体は一般的なものとほぼ同様で、解体業者に依頼することになります。

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、火事が起きたときの連絡先や近隣で火事が起きた時の情報の得方、火事後の後片付けについてまとめてきました。

 

弊社ロードでは、火災現場の消臭・清掃・復旧作業を、ボヤから大規模火災まで対応しております。対応エリアは関東1都4県【東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・山梨県】、関西2府4県【京都府・大阪府・滋賀県・奈良県・兵庫県・和歌山県】。一部対応していない地域も、臨機応変に対応いたします。迅速に復旧できるよう手続きのアドバイス含め、最後まで精一杯お力になります。

 

火災にあわれたとき、突然のことで少なからず動揺されていると思います。お困りのこと、不安なことがあれば、プロである弊社がサポートいたしますので、ぜひロードまでお問い合わせ下さい!

 

弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。

  • オゾン機

    高性能なオゾン脱臭器。
    連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。

  • 複合二酸化塩素

    様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。

  • 手動噴霧器

    電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。

  • フォグマスター

    ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。

他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。

突然のことで急いで連絡して「状況を教えて」と言われてもショックでなかなか部屋に入ることができないと思います。そのため、現場の状況確認ができなくてもスタッフが現場まで伺い、状況を把握した上で明瞭なお見積りをさせていただきますので、無理をしてお部屋の確認に行かなくても大丈夫です。
どんな状況でも対応させて頂きますので、私達にお任せください。

突然の死を目の当たりにして、どうしていいかわからない状態も非常に辛いことです。
私達、特殊清掃員がご遺族様になり代わって現場の原状回復をすることで少しでも
ご遺族様の負担を軽くしてあげたいと思っております。
過去1,000件以上の業務で得た技能と経験値をもとに、ご遺族の方々が安心して
任せることができるという信頼を得るために、最大限の努力と精進をしております。

メールはこちらから
ページTOPへ