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孤独死の要因や「孤独」を感じている人が多い地域は?

孤独死の要因や「孤独」を感じている人が多い地域は?

社会的に大きな問題になっている「孤独死」ですが、実は孤独死を定義する法律的な言葉はありません。共通の定義がない、プライバシーなどの問題があるといったことから、全国的な孤独死に関するデータは存在していません。それでも、孤独死は増加傾向にあるとされており、一人暮らしの60歳以上の5割以上が孤独死を身近な問題と感じているといいます。

 

孤独死の要因とは?

では、孤独死の要因はなんなのでしょうか?

 

地域・社会からの孤立

孤独死の一因として、地域・社会からの孤立が挙げられます。現代は、地域の付き合いやご近所付き合いが希薄になっています。社会から孤立をしてしまうと何かあったときに頼れる人や気付いてくれる人がいないため、どうしても孤独死の確率は上がってしまいます。高齢者の場合は無職であったり、パートナーと死別していることもあり、さらに孤立しやすくなっています。

 

さらに近年では、新型コロナウイルス感染症が原因で、家族との交流や地域でのつながりの場がなくなってきているため、孤独感を感じ自殺してしまう人も増えています。

 

核家族化・単身世帯の増加

時代の変化に伴い、多世代同居型から「核家族」へと一般的な家族構成へと大きく変わりました。これにより高齢者夫婦や高齢者の単身世帯が増えています。また男女ともに未婚率は毎年右肩上がりとなっており、高齢になっても独身である人が増えています。さらに、核家族化や都市部の地価上昇などにより、借家やマンション住まいが増えていますが、こうした小規模な居住形態はご近所付き合いの機会が少なくなります。

 

地域との交流だけではなく、家族や親族との交流も少なくなり、何かあったときにすぐに頼ることができない、異変に気づくことができないという状況が生まれ、結果的に孤独死に繋がっていると考えられています。

 

貧困

貧困も孤独死が増加している大きな原因の一つです。体調が悪くても医療費が払えないなどの理由で普段から病院に行かず、手遅れになるまで病気を放置してしまう方がいます。突然具合が悪くなってしまい救急車を呼ぼうとしても、その後の治療費を考えたら救急車を呼べず、手遅れになってしまうケースも増加していると言われています。

 

金銭的に余裕があれば趣味を通じて人と接する機会が増えたり、親族が住む家のそばに引越しをする、老人ホームに入居などもすることもできます。

 

また、貧困は高齢者だけではなく現役世代でも問題とされています。無職や低所得に悩み、自殺を選択する方が増えているとされています。

 

「孤独・孤立」に悩む人の多い都道府県は?

孤独死の要因の一つに「地域・社会からの孤立」が挙げられます。実際に孤独・孤立に悩み自ら命を絶ってしまう人、孤立死に対して不安を感じる人がいます。

 

それでは「孤独に悩んでいる」人が多い都道府県はどこなのでしょうか?ブランド総合研究所が2019年に行った住民視点で地域の課題を明らかにする「地域版SDGs調査」から、「孤独に悩む人が多い都道府県ランキング」を公表しています。それによると、1位は福岡県で、悩んでいる人の割合は7.3%だった。2位は新潟県(7.1%)、3位には山形県(7.0%)が続きます。

 

関東に限定すると以下のような順位になります。

1位:千葉県(全国6位)
2位:東京都(全国8位)
3位:群馬県(全国9位)
4位:栃木県(全国10位)
5位:茨城県(全国15位)
6位:神奈川県(全国26位)
7位:埼玉県(全国44位)

 

では、実際の孤独死の統計はどうなっているのでしょうか?前述の通り、孤独死に関する全国的な統計データはないので、2位の東京都における23区のデータを参考にしてみましょう。

 

東京都監察医務院が発表している「東京都23区における孤独死(自宅住居で亡くなった単身世帯者)統計」のデータを用いて、孤独死の現状を紹介します。死因不明の急性死や事故で亡くなった人の検案、解剖を行っている東京都監察医務院が公表しているデータによると、令和2年の東京23区内における一人暮らしで自宅住居で亡くなった単身者数は、8,950名でした。

 

平成27年〜令和元年の統計は以下のようになっており、東京都23区における孤独死の数は増加傾向にあることがわかります。

令和元年:8,433
平成30年:8,348
平成29年:7,481
平成28年:7,391
平成27年:7,678

出典:東京都監察院医務院「東京都監察医務院で取り扱った自宅住居で亡くなった単身世帯の者の統計」

 

身内が孤独死で亡くなった時の対処

それでは、身内が孤独死してしまった時の対処や、部屋の掃除、遺品の整理はどうすれば良いのでしょうか?

 

まず、孤独死が発見されると原因を確認するため、警察による現場検証や家宅捜索が行われます。事件性がないと判断されるまで、現場には家族も入ることはできません。なお、現場検証や家宅捜索の間は、現場にある金品をはじめとするものは一時的に没収されます。

 

さらに、検視が必要と判断された場合は、警察がご遺体を引き取ります。事件性がないと判断されれば、医師にご遺体が引き渡され、死因や死後経過時間を判断し、死体検案書が作成されます。なお、かかりつけの医師により病気による死亡と診断されれば、ご遺体は警察に引き取られません。

 

■遺族への連絡と身元確認

ご遺体の身元がはっきりしたら、親子・兄弟・親戚と、故人と血縁の近い順から警察から連絡がきます。身元が判明するまでの間は、保管庫で安置されます。

 

■管轄の警察で説明を受ける

警察から身内の孤独死の連絡を受けたら、故人の自宅がある管轄の警察に行き、死亡時の状況について説明を受けます。身元確認のために「印鑑」や「故人との関係性が分かる戸籍謄本や住民票」を持参しておくと手続きがスムーズです。

 

■警察から遺体を引き取る

検視の実施などにより犯罪性がないと判断されてから、遺体の引き渡しとなります。遺体を引き取ることができるまで、死亡届を提出したり葬儀を執り行ったりすることはできません。孤独死発見から遺体を引き取るまでの日数は、事件性がなければ半日~数日程度、検視が実施される場合は、10日~2週間程度となっています。

 

■葬儀

孤独死の場合も、一般的な葬儀と同じく、喪主を決め葬儀を行うという流れです。火葬は故人の住民票のある地区でするのが一般的。他の地域へ移動して行う場合は運送費用等が発生し別途料金がかかるため、葬儀社としっかり相談しましょう。

 

■各種手続き

故人の契約していた、公共料金や保険、年金などの解約や名義変更の手続きをする必要があります。インターネット回線や携帯電話、クレジットカードなどの解除の手続きも必要です。

 

■特殊清掃・遺品整理

故人が孤独死されてしまった住居は、生前過ごしていたままの状態であることが基本です。そのため、部屋の中の掃除や片付けをしたり、遺品整理をしなければなりません。賃貸の場合は明け渡し期限が決まっていることもあり、早めに対処することが求められます。

 

部屋の主が孤独死によって亡くなられた場合、その現場は特殊清掃を行わなければならないケースがほとんど。特殊清掃が必要な現場は、物理的・心理的観点から通常の掃除では対応対応が困難となるため、特殊清掃を専門とする業者に依頼して原状回復してもらうのが一般的です。

 

残置物撤去を含めた遺品整理は個人でも対応が可能です。しかし、普段の掃除と異なり時間も労力も予想以上に消費する作業です。また、ご遺体やお部屋の状況によっては、遺品に異臭が染み付いてしまっているケースも多く、処分や整理の時に頭を悩ませる方がいらっしゃいます。遠方のため何度も訪れるのが難しいという声も多く聞かれ、近年では、遺品整理を業者に依頼する方も増えています。

 

いかがでしたでしょうか?

 

孤独死は現代の大きな社会問題であり、性別や年齢問わず誰に起きてもおかしくない問題となっています。ある日、離れて住む身内が孤独死したとの連絡が来るかもしれません。身内が孤独死しないよう、日頃から交流をとったり、万が一の時の連絡手段を決めておきましょう。また、現在は各自治体などで孤独防止の取り組みがされています。孤独死について不安を感じている方は、一度、お住まいの自治体に相談してみてもいいでしょう。

 

弊社ロードでは、生前整理や遺品整理、家財整理のほか、特殊清掃、消臭・消毒、害虫・害獣駆除、遺品買取など幅広いご依頼に対応しております。遠方にお住いの方より特殊清掃や遺品整理のご依頼も承っております。「見積りの時だけ立ち会える」「鍵を送るから、あとは電話やメールで やりとりしたい」など、どのようなご要望でも見積りスタッフにお伝え下さい。

 

対応エリアは関東1都4県【東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・山梨県】、関西2府4県【京都府・大阪府・滋賀県・奈良県・兵庫県・和歌山県】。一部対応していない地域もございますが、臨機応変に対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

 

ロードでは特殊清掃のほか、家財整理から不用品の回収、ハウスクリーニング、消毒作業などを承っております。不用品の中で買取できるものがあれば、お値引きすることも可能。清掃・消毒作業や不用品回収等をご依頼、ご検討の方は、ぜひロードまでお問い合わせ下さい!

 

 

弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。

  • オゾン機

    高性能なオゾン脱臭器。
    連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。

  • 複合二酸化塩素

    様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。

  • 手動噴霧器

    電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。

  • フォグマスター

    ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。

他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。

突然のことで急いで連絡して「状況を教えて」と言われてもショックでなかなか部屋に入ることができないと思います。そのため、現場の状況確認ができなくてもスタッフが現場まで伺い、状況を把握した上で明瞭なお見積りをさせていただきますので、無理をしてお部屋の確認に行かなくても大丈夫です。
どんな状況でも対応させて頂きますので、私達にお任せください。

突然の死を目の当たりにして、どうしていいかわからない状態も非常に辛いことです。
私達、特殊清掃員がご遺族様になり代わって現場の原状回復をすることで少しでも
ご遺族様の負担を軽くしてあげたいと思っております。
過去1,000件以上の業務で得た技能と経験値をもとに、ご遺族の方々が安心して
任せることができるという信頼を得るために、最大限の努力と精進をしております。

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