
お盆というとこの時期に合わせて、帰省を計画する方も多いのではないでしょうか?
毎年やってくるお盆、実はカレンダー上では明確な日付の記載はありません。一般的には8月13日から16日の4日間とされており、2022年の場合は8月13日(土)~8月16日(火)となっています。一部地域では旧暦の7月13日~16日で行われたり、8月中旬~9月上旬に行う場合など、地域によってお盆の時期は異なります。また、家族が揃う日やお寺の都合などによって、多少前後する場合も。
お盆前や帰省前にしておきたいことは様々ありますが、その一つに「掃除・片付け」が挙げられます。
お盆は、親戚や知人友人などの家の出入りする機会が増える時期。普段自分たちでは気にならなくても、お客様目線では目につきやすい場所も、綺麗にしておきたいところです。
例えば玄関先。玄関は、家に入るときにまず目にはいる場所ですので、いつでも綺麗な状態にしておきたいものです。
玄関掃除をする際は、まず置いてあるものをできるだけ全て撤去し、ほうきを使って砂や小石、ホコリなどを掃き出します。細かいホコリや溝にたまったごみは、玄関用の付け替えヘッドをつけた掃除機で取り除いていきましょう。そのあとは、少量の水とデッキブラシで泥汚れなどを落とし、仕上げにぞうきんで床の水分を拭き取り、乾燥させます。玄関の床が完全に乾いたら、最初に移動したものを戻します。
次は、多くのご家庭で仏壇がある和室。 和室は、洋室に比べると掃除しにくいことがあります。それは、和室に使用されている素材が、水分を含むことでシミになったり、傷んでしまう恐れがあるためです。
まず畳は、掃除機で埃を吸い込んだあと、基本的には乾拭きで仕上げます。水拭きはシミの原因となるので避けるのがベストですが、どうしても気になるときは固く絞った雑巾で拭くようにしましょう。障子の桟にたまった埃は、はけブラシや絵筆、PC用ブラシなどで払い落とし、掃除機で吸い取ります。桟や引き手周りを掃除するときは、20倍程度に薄めた酢水を使用し、固く絞った雑巾を使って綺麗にしていきます。
そして大事な仏壇のお掃除です。訪れた人も仏壇が綺麗になっていれば、すっきりとお参りができるでしょう。掃除の前には仏壇に手を合わせ、故人様に挨拶します。そして仏具を下ろし、仏壇上部から掃除していきます。毛ばたきや仏具用の筆を使ってホコリを落としたら、布に仏壇用のクリームや洗剤を染み込ませて優しく拭き、最後に軽く乾拭きします。仏壇の掃除が終わったら、毛ばたきや仏具用の筆、綿棒を使って仏具を掃除します。終わったら仏具を戻し、仏壇に手を合わせ、掃除が終わった報告をします。
お盆はご先祖様や故人様をお迎えして感謝や供養するための期間です。ご先祖様がいる時や、来る寸前などに清掃するのは、あわただしく失礼であるという考えもあります。自分たちはもちろんご先祖様が、すっきりとしたお家で快適に過ごせるようにお盆前に掃除しておきましょう。
そして、お盆の帰省前の掃除も重要です。帰省となると、家を長期間空けることになり、家中に臭いがこもったりカビが生えてしまうおそれが。また、帰省先から長時間移動して帰ってきて!自宅が汚かったり散らかっていると、疲れもとれないものです。帰省前にはしっかりと掃除や片付けを行っておくことがおすすめです。
特に、水回りの掃除は念入りにしておきましょう。ただでさえ、カビや嫌な臭いが発生しやすい場所なのに、蒸し暑い日本の夏はたった一日でも悪臭やカビ、害虫が発生してしまうことも。排水口や三角コーナーの生ごみは処分し、洗面所やお風呂場の排水口も合わせて綺麗にしておきましょう。外出前にタイミングが合わず、生ごみを処分できなかった時は、ジッパー付きの袋に生ごみを入れて、冷凍庫で保存しておくと臭いが出ないのでおすすめです。
また、コンセント周りに埃が溜まっていると、火事のリスクが高まります。普段から気をつけて、しっかり掃除しておきましょう。
また、可能ならばお墓もお盆の前に掃除しておきましょう。もちろん、難しければお参り当日、掃除をする形でも問題ありません。
お墓掃除は、まずお墓の敷地内の雑草や落ち葉、ごみを取り除きます。墓石についた埃や砂は水をかけて洗い、その後水を含ませたスポンジ又はタオルで水洗います。彫刻や文字の部分は、歯ブラシを使用すると汚れがよくとれます。墓石はデリケートなものなので、たわし等の硬いブラシを使用すると墓石が傷つく可能性があります。
なお、お休みが合わなかったり、お墓が遠方にあるなどの理由から、お参りに行けないということもあるでしょう。
もしお盆に行けない場合は、お仏壇やお位牌に手をあわせ、タイミングが合う時にお参りしましょう。無理なく行ける時にお墓で手を合わせ、簡単でもお掃除をして差し上げることでご先祖様や仏様へ感謝の気持ちを伝えましょう。
また、現在はお墓掃除の代行サービスや、自分の代わりに他の人に供養を依頼する「代参(だいさん)」を行うお墓参り代行サービスなどがあります。現在のコロナ禍ではなかなかお墓参りにいけないという方は、検討してみてはいかがでしょうか?
大掃除というと年末に行うことが多いことから「冬」のイメージが強いでしょうが、実は夏は掃除に適した季節なのです!
その理由の1つとして、まず汚れを落としやすいことが挙げられます。
夏は気温が高いので、汚れが緩んで落ちやすくなります。油汚れの特徴として、熱に反応して柔らかくなるので、気温が上昇する夏はキッチン周りの掃除に最適で、寒い冬は汚れを落とすのが難しくなります。夏の間に換気扇やガスコンロなどキッチンな周りを掃除することがオススメです。
また、水も冷たすぎないため、冬の掃除のように水回りの掃除が苦になりません。さらに、夏気温が高く乾きも早いので、浴室や窓を掃除するのにも適しています。夏場は気温とともに湿度が高いため、カビが発生しやすいので、水回りを徹底して掃除しておくとカビ予防にもつながります。
ただ、お盆の時期に掃除や片付けなどをするときには、下記のような点に注意してください。
近年の夏は連日猛暑日が続いています。日本の夏は高温多湿な環境で、熱中症になりやすいです。熱中症は屋外で起こるイメージが強いですが、屋内でも発症することが多く、暑いなか屋外の掃除をしたり、室内でも掃除や片付けに夢中になってる間に熱中症に……なんてケースも。室内の温度や湿度をこまめに確認し、意識的に水分補給をして、身体に無理ない範囲で掃除を進めましょう。
掃除をするとごみが出てくるものですが、場合によっては断捨離時のように大量にごみ・不用品が出てくることも。
お盆の時期は自治体のごみ回収が通常とは異なるスケジュールのこともあります。また、不用品回収やリサイクルなどを業者に頼む場合も、他の人と依頼が被ったり、業者の休みと被ったりなどで不本意にもごみを数日抱えることになるかもしれません。事前に自治体のごみ回収の日程を調べたり、予約しておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回はお盆前・帰省前の掃除についてみてきました。
お盆は帰省した家族や、訪ねてきた親戚と一緒にお墓参りしたり、近しい人たちとともに故人を思い出を話したりなどといった過ごし方があります。そんな時間をゆっくりと過ごすためにも、掃除や片付けは事前に済ませておくのがよいでしょう。
自分で掃除を行った方が費用は安くすみますが、「時間がない!」「自分たちだけでは手が回らない!」などお悩みの時は、業者に依頼すれば自分で掃除するよりも早く、的確に、綺麗にしてもらうことができます。家の全部ではなくとも、一箇所だけでもお願いすることで、時間的にも体力的にも大きく負担を減らすことができます。エアコンなど、自分で掃除をすることが難しい場所だけでもプロの掃除を依頼するのもおすすめ。
弊社ロードでも、清掃やごみの処分までを行う総合的なハウスクリーニングから、家財整理を含む引っ越し作業や、エアコンクリーニングから取り外し・取り付け作業など幅広くご依頼を承っています。当社では、特殊清掃などのご依頼も承っており、そこで培った知識・経験を活かし、様々な場面での清掃に幅広く対応しております。お見積もりは無料で承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
ロードでの対応エリアは関東1都4県【東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・山梨県】、関西2府4県【京都府・大阪府・滋賀県・奈良県・兵庫県・和歌山県】となっております。一部対応していない地域もございますが、臨機応変に対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
ロードでは、家財整理から不用品の回収、ハウスクリーニング、消毒作業などを承っております。不用品の中で買取できるものがあれば、お値引きすることも可能。清掃・消毒作業や不用品回収等をご依頼、ご検討の方は、ぜひロードまでお問い合わせ下さい!
弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。
高性能なオゾン脱臭器。
連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。
様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。
電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。
ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。
他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。
突然のことで急いで連絡して「状況を教えて」と言われてもショックでなかなか部屋に入ることができないと思います。そのため、現場の状況確認ができなくてもスタッフが現場まで伺い、状況を把握した上で明瞭なお見積りをさせていただきますので、無理をしてお部屋の確認に行かなくても大丈夫です。
どんな状況でも対応させて頂きますので、私達にお任せください。
突然の死を目の当たりにして、どうしていいかわからない状態も非常に辛いことです。
私達、特殊清掃員がご遺族様になり代わって現場の原状回復をすることで少しでも
ご遺族様の負担を軽くしてあげたいと思っております。
過去1,000件以上の業務で得た技能と経験値をもとに、ご遺族の方々が安心して
任せることができるという信頼を得るために、最大限の努力と精進をしております。