
5月も半ばを過ぎると、地域や人によっては日中半袖で過ごせる日も。梅雨や夏の訪れが近づいてくるのが感じることが増えてきます。
夏がやってくると大活躍するエアコンなどの空調機器。夏は涼しく、冬は暖かくと、とても便利なものですが、それ以外のシーズンは放って置いてはいませんか? 実は、エアコンのフィルターは稼働していなくとも、普段からホコリなどの汚れが蓄積しているもの。
ただ、エアコンは便利な一方で、掃除に取り掛かるのを面倒に感じる方も多いのも事実。しかし、エアコン掃除を怠っていると、様々な厄介ごとを引き起こしてしまうのです。
今回はエアコンのメンテナンスを怠った場合のデメリットや、エアコン掃除の方法などについてです。
まず、どうしてエアコンは汚れてしまうのでしょうか?
エアコンは稼働させると、本体が周囲の空気を吸い込み、熱交換機、ファン、吹き出し口の順番で風を通します。この時、周りの空気と一緒にホコリなども取りこむため、内部が汚れていきます。
空気中にはホコリ以外にもカビや花粉などたくさんの異物が含まれており、さらに設置環境によっては様々な汚れを吸い込んでいます。
例)
また、都心や道路沿いの環境にある場所では、エアコンが排ガスを吸い込んでいたり、喫煙者がいる場合はエアコンの近くで喫煙すると、エアコンは副流煙を吸込んでしまいます。
さらに、エアコンは稼働させていない時でも、フィルターには汚れが蓄積しています。これは、細かいホコリが舞い上がってエアコン内部にたまってしまうため。そして、梅雨時など湿度が高い時期には、溜まった汚れを養分にカビが繁殖しやすくなっています。
エアコン掃除は家事の中でも、面倒な作業に分類されるもの。ついつい後回しにしてしまったり、放置してしまってはいませんか? エアコン掃除を怠ると、以下のようなデメリットがたくさんあるのです。
カビが最も繁殖しやすい環境は、高湿度(湿度65%以上)、20~25℃程度の室温。カビは湿度65%以上から発生しやすくなり、それ以上の皇室度になると繁殖スピードは早まります。エアコンを使い終わった後の内部は、湿度が高くなりますが、特に冷房や除湿運転は部屋を冷やす過程で湿度が上がりやすくなるため、梅雨や夏はエアコンにカビが繁殖しやすい時期と言えます。
そして、カビの繁殖に必要なエサ・養分はホコリ。ホコリや汚れが溜まったエアコンはカビにとって繁殖しやすい環境になってしまいます。
上述のように、エアコンは室内の空気を取り込み、エアコン内部を通って温度調節した空気を室内に送り出します。そのため、フィルターや内部の機器にホコリが溜まっていたり、カビや菌が発生していると、室内にホコリやカビなどの汚れが拡散されてしまうのです。
室内を不潔な環境としてしまうだけではなく、健康に悪影響を与えてしまう恐れがあります。ホコリやカビなどの汚れを含んだエアコンの空気を吸い込んでしまうことで、下記のような症状を引き起こすリスクがあります。
気管支喘息、夏型過敏性肺炎(カビ肺炎)、アトピー性皮膚炎、アトピー性結膜炎
エアコンに発生したカビは、ニオイの主な原因となります。エアコンのメンテナンスをせずに繁殖したカビを放置してしまうと、胞子が送風口から吹き出され、カビ特有のニオイが部屋に広がってしまいます。
エアコンのフィルターや内部が汚れが蓄積していると、うまく動作できず、効率よく空気を室内に排出することができません。冷暖房の効果が減る分さらに稼働しようと、エネルギー消費量がどんどんかさばっていきます。その結果、電気代も高くついてしまうことに。
フィルター掃除だけでも、汚れているときよりも6%の消費電力が削減できると言われています。また設定温度をあまり下げなくても空気が冷やせるようにもなるため、エアコン掃除は清潔な環境を保つだけではなく、節約にもつながるのです。
本格的に使い始めるようになる夏に向け、カビが発生しやすくなる梅雨時期前にエアコンの掃除を行なっておきましょう。ここでは、自分でできるエアコンの掃除方法をご紹介します。
まず、家庭用エアコンは、自力で掃除できる範囲が限られており、掃除できるのは、フィルターと外から見える本体部分の拭き掃除だけです。
エアコン掃除前に、感電や怪我をするリスクをなくすため、電源をオフにしてコンセントを抜いておきましょう。
また、体内にホコリが入るのを防ぐため、マスクやメガネを着用することがオススメされます。さらに、部屋が汚れないように、エアコンの下にビニールシートを敷くなどしておくとよいでしょう。
エアコン本体の上にたまったホコリは、ハンディモップなどを使って取り除いていきます。エアコン上部やフロントパネルの裏表、吹き出し口などのプラスチック部分は、かたく絞ったぞうきんで水拭きします。この時、洗剤の使用は故障の原因になるため、使用しないようにしてください。
フィルターの掃除は、フィルター面に付着しているホコリを掃除機で吸い取り、除去します。この時、裏面から吸ってしまうと、ホコリがフィルターの目に詰まって取りにくくなるため、必ず表面から吸い取るようにしてください。
その後、汚れがひどい場合には、中性洗剤入りのぬるま湯、もしくは水で洗うこともできます。シャワーの水圧を使うと汚れが落としやすくなります。シャワーをかけるときは裏側からかけ量にしましょう。ただし、水洗いできないフィルターもありますので、事前に取扱説明書などで確認しておきましょう。
水洗いした後は、しっかり水気がとれたらフィルターを立てかけるなどして干し、完全に乾燥させてから装着します。半乾きのままエアコンに設置してしまうと、カビや臭いの原因となりますので注意してください。
空気の温度を変える役割である「フィン」は、結露によってカビが発生しやすい部品。フィンの掃除はフィルターを外した状態で行います。
まずは、熱交換器(冷却フィン)のホコリを掃除機を軽く当てて掃除していきます。エアコン内部は素人が触るには危険な箇所ですので、あくまでも目に見える範囲でサッとかける程度にとどめておきましょう。
【送風運転で内部を乾かす】
フィルターをセットし、カバーなどを元に戻したら、3時間ほど送風運転を行いながら内部を乾かしましょう。
エアコン掃除後も、エアコンを使用したら、内部乾燥運転で室内機内部を乾燥させるようにするときれに保つことができます。内部の水分を乾燥させることで、細菌やカビの繁殖を抑えられるのです。
上で紹介したように外側やフィルターは自分でもお手入れが可能ですが、それ以外の汚れのクリーニングについては業者にお任せすることがオススメです。エアコン内部は特に濡れてはいけない部分が多く、自分で行うと故障や火事の原因となってしまった李、リスクがあります。
エアコンクリーニングはを専門業者に依頼すれば、エアコンを分解し内部の汚れやカビもしっかり掃除してもらえます。また、業者であれば大きさや数、汚れの程度にもよりますが60分から120分程度で済みます。さらに、奥のカビや汚れも分解洗浄してくれるのでカビ・汚れの除去や防止になり、さらにニオイも空気もクリーンになります。プロにお願いすることで、時間や手間をかけずに、新品同様なエアコンを取り戻すことができます。
もちろん自分で掃除した方が費用は安く抑えることができますが、掃除範囲が全く異なるため、自分でするエアコン掃除とプロによるエアコンクリーニングは、別物と言えるでしょう。自分でこまめにお掃除をしつつ、1年に1回を目安に、業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。
弊社ロードでも、エアコンクリーニングから取り外し・取り付け作業を承っております。そのほか、清掃やごみの処分までを行う総合的なハウスクリーニングから、家財整理を含む引っ越し作業や、消臭・消毒作業など幅広くご依頼を承っています。当社では、特殊清掃などのご依頼も承っており、そこで培った知識・経験を活かし、様々な場面での清掃に幅広く対応しております。お見積もりは無料で承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
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弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。
高性能なオゾン脱臭器。
連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。
様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。
電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。
ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。
他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。
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