コロナ禍で増加? 孤独死のイマと原状回復について | 特殊清掃ロード(神奈川・東京・埼玉・山梨・千葉・大阪) 特殊清掃ロード(神奈川・東京・埼玉・山梨・千葉・大阪)

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コロナ禍で増加? 孤独死のイマと原状回復について

コロナ禍で増加? 孤独死のイマと原状回復について

少子高齢化や世帯構造の変化が急速に進む近年、「独居老人→看取り難民→孤独死」というケースが増えています。

 

高齢者の単身世帯は増加傾向にあり、そうなると突然の病気で倒れても誰も気づいてくれないまま、亡くなってしまうこともあります。実際、1人暮らしの高齢者が脳梗塞や心筋梗塞などで倒れ、しばらくして遺体で発見される、というケースが相次いでいます。孤独死の現場では、遺体が発見されるまで期間を用することが多く、遺体は腐乱し、液状化していたり、場合によっては白骨化していたり……、なんてこともあります。コロナ禍になってから、外出自粛や自宅療養などにより、こうしたケースが増えているといいます。

 

 

単身世帯、孤独死の増加

2020年の国勢調査によると、65歳以上の1人暮らし世帯は671万6806人。単身高齢者は5年前の前回調査に比べ13.3%も増加し、今や高齢者5人のうち1人が1人暮らししている形に。少子高齢化とともに、核家族化が進んでおり、夫婦のみの世帯、夫婦ともに65歳以上の世帯、そして単身世帯が増えているのです。

 

日本の単身世帯の割合は38.0%で、高齢者以外でも一人暮らしをする世帯が増加しています。この1人暮らし世帯の増加率から、2040年には高齢者の10人に4人が独居老人となると言われています。現在「高齢単身世帯」でなくとも、将来的に孤独死予備軍となる可能性はゼロではありません。

 

高齢者など、単身世帯の増加が問題とされているのは、看取り難民や孤独死のリスクが高いためです。1人暮らしをしている方の中には、家族が遠方に住んでいたり、連絡を取り合う機会が少ない、また近所付き合いが乏しいという方も。誰も気にかけてもらえなくなったり、異変があってもすぐに気づいてもらえなくなったり、身寄りがなければ、完全な「看取り難民」になってしまうこともあります。

 

家族と連絡を頻繁に取り合っていれば、異変があればすぐに気づける可能性がぐんと高まります。また、近所付き合いはお互いを気にかけ合い見守る機能もあり、何かあった場合にも家族への連絡、病院への搬送などにより孤独死に至るリスクを軽減できるでしょう。

 

 

コロナ禍で増加?

看取り難民・孤独死はコロナ禍以前から大きな問題でしたが、コロナ禍以降さらに問題視されています。

 

コロナ禍で陽性と診断されたにも関わらず、入院や宿泊療養ができないため、自宅療養をとる方が多くいます。その中には、気がついたら連絡がつかなくなり、保健所などの職員が訪問した時にはすでに亡くなっていたというケースがありました。

コロナ患者だけの問題ではなく、外出自粛などの影響で、コロナ感染者以外の孤独死も見られています。自粛生活が求められるなか、心筋梗塞や脳梗塞などに見舞われたり、あるいは糖尿病や認知症が悪化したり、自宅内転倒で亡くなる事例が多々報告されています。

 

孤独死は高齢者だけの問題ではなく、一般社団法人日本少額短期保険協会の「第6回 孤独死現状レポート」によると、若年層の自殺が多いことが明らかにされています。日本は「自殺大国」ともいわれるほど、例年自殺による死者がおおいです。前述のレポートによれば、全国民の全員死因における自殺の割合は1.4%であり、孤独死に占める自殺の割合は10.9%と突出して高いことが分かっています。若年層の自殺者の中には、コロナ禍で経済的に困難があったことが理由とみられる事例もあります。

 

 

孤独死現場での悩み

「第6回 孤独死現状レポート」から孤独死が発見されるに至った経緯は、「音信不通」と「異臭などによる居室の異常」が全体の8割を超えることがわかります。異臭とはつまり「死臭」のことを指し、これは非常に強烈な悪臭で、隣の部屋から死臭が漂ってくることもあるそう。

 

孤独死の場合、どうしてもご遺体が発見されるまで日数がかかってしまいます。そのため、発見されたときには遺体の腐敗がかなり進んでしまっているのは珍しくありません。血など体液や腐臭に関しては腐敗が進行するほど強くなるため、早期での発見が望まれます。

 

季節毎の孤独死者数については、ほぼ横ばいですが単月ベースでみると7月・8月に多い傾向があります。気温が高いほどご遺体の腐敗状況は進み、基本的には、夏場であれば2~3日、冬場でも5~7日程度で遺体から死臭が出てくるとされています。死臭や体液については、夏場は特に注意が必要となってきます。

 

 

孤独死現場の原状回復

孤独死の場合、大抵はご遺体が発見されるまで日数が経っているため、体液が流れ、死臭や害虫が発生していることがほとんどです。一見きれいなように見えても、体液や臭いが床や壁など深くまで染み込んでいる可能性もあります。

 

そのため、孤独死現場の掃除は、特殊な清掃道具や専門技術・知識が必要となり、さらに臭いや虫、二次感染の観点から入室自体が大変危険であるため、自力での掃除は難しいと言えます。一般的には、孤独死の起きた部屋を入室できる状態にするため本格的な清掃・消臭、除菌し、原状回復をするには、「特殊清掃」を専門とする業者に依頼します。

 

孤独死のあった部屋の原状回復にあたっては、基本的には下記の作業が行われます。

  • ・害虫駆除
  • ・消毒・除菌
  • ・汚染物の除去
  • ・消臭
  • ・解体リフォーム
  • ・遺品整理
  • ・不用品・粗大ごみの処分

 

業者により種類はまちまちですが、特殊な薬剤や機器を使用し、細かな隙間なども徹底的に消毒と除菌を行います。消臭は、特殊清掃専用の消臭剤や強力なオゾン消臭器などの専用の機器を使用します。死臭は強烈な匂いで、表面だけ掃除したとしても臭いが残ってしまうことがほとんどです。死臭が壁や床の多く深くまで染み込んでいる場合は、専用の塗料を塗って匂いを封じ込める「コーティング消臭」作業をすることもあります。

 

また、死臭の原因ともなる体液が、床下や壁の内部まで浸透してしまっている場合も多くあります。こうしたケースでは、解体作業で汚染箇所を取り除き防臭のためにリフォーム工事が行われます。紙やクロスなどを撤去して下地を清掃・張り替え、フローリングを撤去して床下の清掃を行い、汚染箇所を切り取り同じ厚さのベニヤ板で補修したりなどの工程を経て、汚染箇所を元から取り除きます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

消臭を完全にし、汚染箇所を完璧に取り除くためには解体工事が必要ですが、あまり大幅な解体工事を行うと金銭面で大きな負担となります。弊社では、汚染箇所の一部を解体して原状回復を図り、大切な木材やコンクリートなどどうしても解体できない場合は、特殊な防臭剤で臭いを閉じ込める施工をいたします。

 

弊社ロードでも特殊清掃や消毒・除菌作業を承っており、ほかにもごみの処分などを含む総合的なハウスクリーニングから、家財整理、害虫駆除など幅広くご依頼を承っています。当社では、難しい場面での特殊清掃のご依頼も対応しており、そこで培った知識・経験を活かし、様々な場面での清掃に幅広く臨機応変に対応しております。お見積もりは無料で承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

 

ロードでの対応エリアは関東1都4県【東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・山梨県】、関西2府4県【京都府・大阪府・滋賀県・奈良県・兵庫県・和歌山県】となっております。一部対応していない地域もございますが、臨機応変に対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

 

ロードでは特殊清掃のほか、家財整理から不用品の回収、ハウスクリーニング、消毒作業などを承っております。不用品の中で買取できるものがあれば、お値引きすることも可能。清掃・消毒作業や不用品回収等をご依頼、ご検討の方は、ぜひロードまでお問い合わせ下さい!

 

(参考サイト)総務省統計局|令和2年国勢調査

(参考サイト)一般社団法人日本少額短期保険協会 |第6回 孤独死現状レポート(PDF)

弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。

  • オゾン機

    高性能なオゾン脱臭器。
    連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。

  • 複合二酸化塩素

    様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。

  • 手動噴霧器

    電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。

  • フォグマスター

    ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。

他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。

突然のことで急いで連絡して「状況を教えて」と言われてもショックでなかなか部屋に入ることができないと思います。そのため、現場の状況確認ができなくてもスタッフが現場まで伺い、状況を把握した上で明瞭なお見積りをさせていただきますので、無理をしてお部屋の確認に行かなくても大丈夫です。
どんな状況でも対応させて頂きますので、私達にお任せください。

突然の死を目の当たりにして、どうしていいかわからない状態も非常に辛いことです。
私達、特殊清掃員がご遺族様になり代わって現場の原状回復をすることで少しでも
ご遺族様の負担を軽くしてあげたいと思っております。
過去1,000件以上の業務で得た技能と経験値をもとに、ご遺族の方々が安心して
任せることができるという信頼を得るために、最大限の努力と精進をしております。

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