
秋も深まり、昼間は爽やかな気候で過ごしやすくとも、夜になると肌寒さを感じる11月。これからも徐々に寒さが増していき、冬の訪れも感じるようになります。12月に入れば何かとやることが多く、あっという間に年末年始、なんて方も少なくないのでは?
年末といえば思い浮かぶのは「大掃除」ではないでしょうか? 一年の汚れはその年のうちに大掃除で綺麗にして、すがすがしい気分で新年を迎えたいもの。しかし、何かと忙しくなる年末、「後でもできるだろう」と大掃除は後回しになってしまいがちです。また、大掃除では掃除する場所が多いため、掃除用具の準備が足りなかったり、掃除し忘れたところが出てきたり、なんてこともあります。
慌ただしい年末にならないために、秋から大掃除の準備を始めてコツコツ進めましょう! 秋から大掃除を行うメリットや、場所別の掃除の仕方をご紹介します。
秋掃除の大きなメリットとしてあげられるのが、気候が掃除に適していることです。水も風も冷たすぎないため、冬の掃除に比べて水まわりや屋外の掃除、換気も苦になりません。また、大掃除となると屋内外で動き回ることになりますが、冬の寒さに凍えることも、夏のように暑い中で熱中症になるリスクも低いです。
また、寒すぎない気候は油汚れを落とすのにも適しています。油汚れの特徴として、気温が低すぎる冬は油が溶けにくく落としにくいため。気温も水も冷たすぎず、動きやすい秋にキッチンの汚れを綺麗にしてしまいましょう。
秋はまだ暖かい日もあり、空気もほどよく乾燥しているため、大きなものを洗濯しても乾きやすいのも特徴。冬になってしまうと乾きにくくなってしまうので、カーテンやマット、ブランケット、など、かさばるものの洗濯物を一気にまとめて片付けてしまうのがオススメです。夏の間に溜まった皮脂汚れごと、ダニを減らす効果もあります。
掃除をすると必然とごみが出てきます。場合によっては断捨離時のように大量にごみ・不用品が出てくることもあるでしょう。
年末年始を含む12月~1月はごみ回収が通常とは異なるスケジュールであることが多く、また、不用品回収やリサイクルなどを業者に頼む場合も、自分の希望通りにいかない、なんてことも多々出てきます。それに比べると秋の時期は、スケジュール面を気にしなければならない場面はほとんどないと言えます。
大掃除をする前に、いくつかやっておいたほうがいいことがあります。
詳しくは下記でご紹介しますが、各場所、各汚れの掃除には適している洗剤や掃除用具があります。それぞれ揃えておくことで、より簡単に、より綺麗に掃除することができますので、適したものを使用するようにしましょう。
掃除に取り掛かる前には、使う洗剤が少なくなっていないか、古くなっていないか確認しておきましょう。いざ使おうとした時や途中でなくなってしまった時は、せっかくの掃除へのモチベーションが下がったり、計画通りにいかなくなってしまいます。事前に掃除用具を揃えることで、集中し掃除することができます。
大掃除に取り掛かる前に、家具家電から衣服など細かいものまで家財の整理をしましょう。物が少ないほどスペースが広くなり、掃除がしやすくなりますし、過ごしやすくもなります。掃除の前に処分できる不用品は回収してもらったり、リサイクルに回すなどして処分しておきましょう。ごみの日や業者に依頼できる日などを確認してから、計画的に準備をすることで、不用品を家に抱える日数を少なくすることができます。
掃除する場所によって適切な掃除方法があります。大掃除の前に確認して、的確に汚れを落としていきましょう。
毎日使うシンクの汚れは、主に水アカ・石鹸カス・油汚れ・排水口のぬめり・サビの5つ。
石鹸カスや排水口のぬめりには重曹、水アカにはクエン酸が活躍します。少しこすっただけでは落ちない水垢は、酢水かクエン酸水を含ませたペーパータオルで汚れの上からパックし、1~2時間ほど置き、スポンジで掃除すれば落とすことができます。
油汚れや皮脂汚れなど酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、丸めた食品用ラップにつけたあわ立ててこすり落とします。洗い流すときは水ではなくぬるま湯を使うと効果的です。
コンロまわりの汚れは、重曹を水で溶き、布巾で汚れを拭き取る、もしくは歯ブラシなどで汚れをこすると効果的です。焦げつきやしつこい汚れは重曹ペーストを10分ほど置いてから拭き取ってください。重曹がない場合は、台所用の中性洗剤もガスコンロの掃除に使えます。
トイレの便器の水が溜まっている部分などによくできるのが黒ずみに効果的なのは、セスキ炭酸ソーダや重曹などアルカリ性の洗剤です。汚れが落ちない場合は、アルカリ濃度の強い市販の塩素系洗剤がおすすめです。また、便器の汚れでもっとも気になるのが、黄ばんだ尿石。尿石は尿に含まれるカルシウムなどが固まったもので、蓄積してしまうとちょっとやそっとでは落ちません。しかし、主な成分は水アカと同じカルシウムなので、酸性の洗剤やクエン酸を使って掃除をすれば、落ちやすくなります。水アカ・尿石を落としたいときには、クエン酸か市販されている酸性洗剤を使いましょう。
さらに、見落としやすいトイレタンクの内部も掃除しましょう。タンク内部は、常に水があるため、黒カビや水アカが蓄積しやすく、便器の黒ずみの原因にもなります。タンクは、止水栓を閉め、フタ・タンク内を水アカにはクエン酸を、中性洗剤とスポンジなどで汚れをこすり取って掃除します。掃除後は止水栓を開け、水で洗剤を流してください
大掃除では便器だけではなく、壁や床、窓や便器の隙間、換気扇などもまとめてきれいにしましょう。
お風呂場は、石鹸カスによる汚れやカビが発生しやすい場所です。お風呂場の壁や床などのポツポツした黒カビは、菌ができるカビ取り剤か、50℃以上の熱いお湯を使って綺麗にしていきます。赤カビと呼ばれる、水回りのピンクぬめりは、こすれば簡単に落とすことができるので、スポンジで軽くこすって落としていきましょう。
浴槽の皮脂汚れには、弱アルカリ性の重曹を使って、スポンジに直接ふりかけて洗うだけで十分落ちます。なかなか落ちないザラつきには、ペースト状にした重曹を塗り、30分ほど放置してからスポンジでこすることで、落とすことができます。床や壁、鏡などの水垢には、クエン酸を水に溶いてスプレーするか、またはペースト状にして放置するのが効果的。
エアコンは、結露による高湿度と吸い込むホコリなどの汚れにより、汚れが溜まりやすく、またカビが発生しやすくなっています。「自動掃除機能」がついたエアコンもありますが、汚れを全て除去してくれるものではないため、汚れが残っていることもあります。ただ、エアコンの内部の掃除は専門知識や技術、機材等が必要になるので、プロに依頼するようにしてください。市販のスプレータイプのエアコンクリーナーがで自分で掃除することもできますが、使用には注意が必要です。
自分で掃除できるフィルターは付着しているホコリを掃除機で除去したあと、水洗いします。本体カバー、吹き出し口、風向きルーバーなど、エアコン本体の見える部分を水拭きしましょう。
いかがでしたか?
大掃除を個人・家族だけで完了させるのが大変という場合は、家事代行サービスやハウスクリーニングの業者などに依頼するという方法もあります。大掃除は掃除をする範囲が広く、また普段よりもしっかりと掃除を行うため、一部分だけでも業者にまかせれば、かなりの時短になります。さらに、プロに頼めば自分で落としきるのが難しい汚れや対処が難しい場所も、綺麗にしてくれます。
大掃除の需要が高い期間である12月は、既に予約枠が埋まって希望の日時を選びにくくなったり、価格が高くなっている可能性があります。業者に依頼する場合は、9~11月が予約に適していますので、そうした意味でも早めに大掃除を進めておくとよいでしょう。
すがすがしい気分で新年を迎えるために、年末に慌ただしくならないよう早めに大掃除を済ませておきましょう。
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