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異常気象で家が浸水してしまった時の対処法とは?

異常気象で家が浸水してしまった時の対処法とは?

近年、国内外で異常気象が頻発しています。国内では、2018年の「平成30年7月豪雨」、歴代全国1位の最高気温を更新した記録的猛暑、非常に強い勢力のまま上陸した台風第21号や台風第24号など、自然災害により多くの被害が出ました。2021年8月中旬から下旬は、前線の活動が非常に活発となった影響で、西日本から東日本の広い範囲で大雨に。西日本日本海側と西日本太平洋側では、1946年の統計開始以降、8月として月降水量の多い記録を更新しました。

 

台風やゲリラ豪雨、川の氾濫などで異常気象により家屋に水が入り込むことがあります。そして床下や床上に水が浸かってしまった、というケースも増えてきました。今回は家が浸水してしまった時の水抜きなどの対処法について見ていきます。

 

 

浸水とは?

浸水とは、何かが水に浸かることを表します。大雨や洪水などの被害が取り上げられる時、浸水という言葉をニュースでよく耳にするかと思います。

 

一般的に家屋への浸水は、「床上浸水」と「床下浸水」の2種類あります。

「床上浸水」とは、床より上に浸水し、居住空間が水浸しになってしまった状況のことを言います。一方、浸水が床よりも下の部分にとどまっており、床上浸水にはならない程度の浸水を「床下浸水」と呼びます。具体的には、一般的な家屋の場合、浸水深が50cm未満だと床下浸水、50cm以上が床上浸水とされています。

 

もし、大雨や台風といった水害などで床下浸水が起こってしまったら、すぐに対処する必要があります。浸水が起きたかもしれないと思ったら、床下収納などから床下部分へアクセスし被害状況を確認してみましょう。

 

 

浸水を放置すると?

床下浸水が確認できたら、すぐさま対処しましょう。

数日経てば水が引けるかもしれない、と放置するのは危険です。なぜなら、水と一緒に汚泥や汚物などが床下に流れ込んでしまっているからです。床上まで浸水していないとはいえ床下は住宅の基礎部分であり、耐用年数にも大きく影響しますし、また、床下浸水を放置すると、以下のような二次被害を招いてしまいます。

 

・カビやシロアリが発生

カビの繁殖に必要不可欠な湿気、床下浸水後のジメジメした環境はまさに格好の住処です。さらに、床下浸水によって流入した汚泥・汚物にはカビの餌も含まれており、放置していると一気にカビが広がってしまう可能性があります。また湿気はシロアリが好む環境でもあります。浸水後に水抜きと乾燥をしなければ湿気が溜まり、シロアリが集まってきて大事な家屋を食べられてしまいます。床下にカビやシロアリが発生すると、床下部分にある柱などの木材が腐食したり、傷つけられてしまい、家の耐久性や耐震性に問題が発生します。

 

・病原菌が発生、健康に影響が

浸水で流れ込んでくるのは、河川の水や生活排水・下水。汚水により衛生環境が悪くなると、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかるおそれがあります。感染症予防のためには、清掃と乾燥が最も重要となってきます。

 

・配線がショートしたり、漏電の恐れが

床下には水道管や電気配管といった配線があり、万が一、配線に傷などの問題が生じていた場合、漏電による火災や破裂などの大きな事故に繋がる危険性があります。床下浸水した場合には、早急な水抜きと配線の点検が必要です。

 

 

床下浸水した時の対処法

それでは、床下浸水したあとの水抜きの方法についてご紹介します。

 

1.排水

まず、床板や畳、床下収納を外して、水抜きの作業スペースを確保します。

床下浸水の量が少ない場合は、バケツで水抜きをしましょう。手間や負荷はかかりますが、床下浸水した時の応急措置としてがけつは最適です。浸水の量が多い場合は、排水ポンプを使って一気に水好きしましょう。排水ポンプならば大量の床下浸水を一気に排出が可能で、床下浸水の水抜きを効率良く行うことができます。

 

床下浸水の水は、汚泥や汚物、ガラスの破片などの危険物が混入しているので、ケガや感染症のリスクがあります。床下浸水の水抜きをするとは、清掃用の服装に着替えるようにしましょう。排水処理が完了したら、汚れを流すために水道水で洗い流し、雑巾や新聞で水気を取り除きます。

 

2.乾燥

床下浸水が完了したら、次は感想です。小型の扇風機や送風機などを使用して、早く乾燥させるようにしましょう。

 

床下は日光があたらないので、機構や天候によっては十分に乾燥するまで一週間ほどかかります。しっかりと床下を乾燥させないと、カビの発生や匂いの原因にもなるため、根気よく乾燥させましょう。なお、乾かす際は温風ではなく、送風にします。温風だと、木材が反ったり伸縮してしまtたり、配管が熱くなって火災となる可能性があるためです。

 

3.消毒・殺菌

最後に床下浸水の対処で大切なことは、消毒です。水処理・床下内部の乾燥まで完了したら、仕上げに消毒を行います。水害による床下浸水は、雨水だけでなく生活排水や下水などが流れ込んでいるので雑菌が繁殖し、感染症の原因にもなるため、予防のために消毒が重要となります。

 

床下への消毒に主に使われる消毒剤は、ホームセンターなどで手に入る、白い粉末状の消石灰です。

これを散布する方法が一番手軽にできる消毒方法でしょう。散布する際は、手袋・マスク・ゴーグルを装着し、数ミリ程度の厚さで全体的に行き渡るようにまきます。散布後は手洗いうがいをしましょう。

 

近年は異常気象の発生が多く、浸水への対策をしている方も少なくないでしょう。ただ、ゲリラ豪雨や台風などの場合は急激に天候が悪化し、一気に浸水する可能性もあり、土のうなどだけでは防げないというケースもあります。床下浸水は上記で見てきたように、感染症や家屋の耐久度などに関わってくることがあり、いちはやく床下の水を排水する必要があります。

 

 

ご家庭でもできる水抜きの方法をご紹介してきましたが、ご高齢の方や浸水の量が多かったりなどの場合は、ご自身だけでの対処が難しいこともあります。また、床下浸水の水抜きにはケガや感染症などの危険が伴います。無理して自分で対処しようとせずに、業者や行政に依頼することがオススメです。当社ロードでも、床下浸水の水抜き作業や後片付け、消毒作業を承っております。浸水などの被害に遭われた場合、動揺することもあると思いますが、そんな時は我々にお任せください。

 

床下浸水の水抜き作業や後片付け、消毒作業などについてお困り、ご依頼はロードまでお問い合わせください!

 

(参考サイト)気象庁|日本の異常気象

弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
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