孤独死の死因は?部屋の片付けはどうする? | 特殊清掃ロード(神奈川・東京・埼玉・山梨・千葉・大阪) 特殊清掃ロード(神奈川・東京・埼玉・山梨・千葉・大阪)

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孤独死の死因は?部屋の片付けはどうする?

孤独死の死因は?部屋の片付けはどうする?

残暑の残る9月は、まだ熱中症の危険がある季節です。夏本番の7・8月に比べれば数は少ないものの、例年熱中症による救急搬送や死亡者が出ています。日差しが照りつける野外以外の、屋内でも起こりうる熱中症。特に高齢者の方だとエアコン自体に苦手意識があったり、加齢により暑さを感じにくくなったりと熱中症リスクが高いため、注意が必要です。そんな屋内でも発症する熱中症は、孤独死の原因の1つでもあります。

 

孤独死の死因は?

孤独死の死因の割合で、一番高いのは病死であるという調査結果があります。(日本少額短期保険協会孤独死対策委員会「第6回孤独死現状レポート」)孤独死の原因で多いとされているのが、突発的な発作が起こりやすい心筋梗塞等の循環器系障害。また、脳梗塞といった脳疾患で助けを呼ぶことができずにそのまま亡くなってしまうケースも挙げられます。持病や貧困による餓死という場合もありますが、上記のような突発的な症状での死因の方が多いようです。

 

孤独死は、誰にでも起きる可能性があるものですが、特に下記のような方は孤独死に注意が必要です。

  • 高齢者(特に65歳以上)で一人暮らしの方
  • 未婚で子供がいない方
  • 頼れる人がまわりにいない
  • 親族付き合いがない
  • 持病持ち
  • 仕事をしていない方
  • 無口であまり会話をしない
  • 男性

 

なお、孤独死の死因として、病死の次に高いのが自殺。自殺割合を男女別にみると、女性の方が自殺率が高く、20代までの年代がおよそ4割を占めます。年齢階級別自殺者の割合は、30代までが孤独死全体の約半数を占めており、若い世代の自殺率の高さが目立っています。

 

孤独死が発見されるケースとは?

突然起こることもある孤独死。定期的に連絡を取り合ってない場合や、あまり外出する機会がない場合など、発見まで時間がかかるイメージがありますが、実際はどれくらいで発見されるのでしょうか?

 

上記調査では、孤独死発生から発見までの平均日数は17日で、男女差はありませんでした。性別の比較を見ると、女性の半数が3日以内の早期発見につながっており、全体でも、およそ4割が早期発見につながっている。しかしその一方で、15日以上経過して発見される割合も3割以上あることがわかっています。孤独死の第一発見者の割合は、親族と管理(不動産管理会社やオーナ等)がそれぞれ約25%で高い数値。

 

発見原因は、音信不通(56.1%)と異臭などによる居室の異常(25,1%)によって発見に至った割合が、全体の8割を超えます。早期発見した場合(3日以内)と、長期した場合(30日以上)を比較すると、どちらも音信不通・訪問が最も発見に至った割合いが高くなっています。しかし、30ポイント以上の開きが生じており、長期化した場合は異臭などによる居室の異常が早期発見に比べ約20ポイント高くなっています。

 

遺体は数日間放置すると腐敗し、悪臭や雑菌が発生してしまいます。孤独死の発見が遅れるほど、腐敗が進み、異臭はひどくなり、近隣の部屋にまで染み付くこともあります。近隣住民からの悪臭のクレームで発見されたケースも少なくありません。

 

そして遺体の腐敗は寒い冬よりも、暑い夏の方が早く進み、残暑が残る季節も比較的腐敗が早い段階で進んでしまいます。ただ、冬であっても暖房機器がつけられた部屋であれば夏と同様に、短期間で腐敗します。

 

遺体の腐敗が進めば、死臭だけではなく体液によって家財が汚れたり、害虫が発生してしまいます。そうした現場の清掃や片付けは個人の力だけでは難しく、特殊清掃業者に依頼することがおすすめされます。

 

孤独死のあった現場の片付けは?

孤独死が発生してしまった場合、そのお部屋の掃除や片付けは特殊清掃を専門としている業者に依頼することが一般的です。健康被害への二次被害や心理的負担が大きいという面もありますが、死臭や体液の除去には、特殊な機器や専門知識を要することもあり、個人で行うよりもプロである業者に依頼した方が安心かつ安全であるためです。

 

また孤独死があった現場では遺品整理も必要になります。特殊清掃業者の多くが遺品整理も請け負っていますので、遺品整理と特殊清掃の両方を依頼するといいでしょう。

 

孤独死があった現場では遺品整理から始まります。ただ、遺品の多くは処分品となるケースがほとんど。なぜなら、大体8割の遺品が死臭が染み付いてしまっており、いくら消臭剤をかけても臭いが残ってしまうためです。死臭がついてしまった遺品や形見の品は「本当に必要なもの」だけを保存し、あとはすべて処分することがおすすめされます。

 

遺品整理とともに、不用品を搬出して本格的に特殊清掃がなされます。薬剤やオゾン脱臭機を使用して消臭・消毒作業を行います。オゾン脱臭機は、酸化作用を利用して臭気成分を分解・除去するもので、死臭に対してかなり有効で、多くの特殊清掃業者でも使用されています。

 

孤独死の現場では、ほとんどのケースで「消臭・解体工事」が行われます。体液が床下や柱までしみ込んでしまっている場合、消臭剤の散布や表面上を綺麗にしてもまだ臭う状態のことがあります。必要に応じて壁紙やクロスなどあらゆるものを張り替えたり、染箇所を切り取り同じ厚さのベニヤ板で補修などを行います。後から匂いや汚れが全く気にならないレベルまで仕上げ、部屋を原状回復します。

 

 

孤独死のあった現場の遺品は、処分品になることが多く業者に依頼した方が負担を減らすことができます。当社では、ご必要な遺品、お焚き上げ・供養をする遺品、不要となった遺品の選別だけを行っていただければ、その後は当社にお任せいただけます。客様のご要望をしっかりうかがい、故人様や依頼者様の思いに沿った作業を心がけています。故人や遺族の方の想いに応えるためにも、ご遺品は丁寧に扱い、一品でも多くの遺品を有効利用できる方法を模索していきます。

 

そして、孤独死されてしまったお部屋を、一般の方が清掃、原状回復まですることは物理的に、そして心理的に非常に困難です。腐敗臭やハエなどの害虫、またウイルスや細菌などによる感染症リスクなど、多くの危険が伴います。本格的な清掃・消臭を行うにはご遺族だけでは対処が難しい場合が多く、専門業者にご相談いただくことが重要です。

 

基本的に孤独死が起きたら特殊清掃も依頼しなければならないため、遺品整理と特殊清掃の2つを依頼できる業者を選ぶと良いでしょう。

 

特殊清掃ロードでは緊急な対応を出来るようにしておりますので、もしご家族様や管理物件などで孤独死がありましたらご一報ください。特殊清掃・遺品整理について疑問点やお困りのことがあれば、株式会社ロードまでお問い合わせください。

弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。

  • オゾン機

    高性能なオゾン脱臭器。
    連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。

  • 複合二酸化塩素

    様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。

  • 手動噴霧器

    電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。

  • フォグマスター

    ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。

他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。

突然のことで急いで連絡して「状況を教えて」と言われてもショックでなかなか部屋に入ることができないと思います。そのため、現場の状況確認ができなくてもスタッフが現場まで伺い、状況を把握した上で明瞭なお見積りをさせていただきますので、無理をしてお部屋の確認に行かなくても大丈夫です。
どんな状況でも対応させて頂きますので、私達にお任せください。

突然の死を目の当たりにして、どうしていいかわからない状態も非常に辛いことです。
私達、特殊清掃員がご遺族様になり代わって現場の原状回復をすることで少しでも
ご遺族様の負担を軽くしてあげたいと思っております。
過去1,000件以上の業務で得た技能と経験値をもとに、ご遺族の方々が安心して
任せることができるという信頼を得るために、最大限の努力と精進をしております。

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