特殊清掃現場での消臭・脱臭作業とは? | 特殊清掃ロード(神奈川・東京・埼玉・山梨・千葉・大阪) 特殊清掃ロード(神奈川・東京・埼玉・山梨・千葉・大阪)

一滴の血液から一番酷い状態まで徹底洗浄

作業終了後は何も無かったように普通に生活ができる特殊清掃をしております

特殊清掃現場での消臭・脱臭作業とは?

特殊清掃現場での消臭・脱臭作業とは?

新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、これまでより問題視されている「孤独死」。高齢化や核家族化など社会構造の変化により、高齢者の孤独死が目立っていますが、高齢者だけではなく、若者も孤独死してしまうケースは少なくありません。

 

孤独死が起きた部屋の掃除は、精神的な面もありますが、清掃や消毒等に関して専門的な知識・器具が必要となるため、基本的には「特殊清掃業者」に依頼することになります。特に、腐敗臭いわゆる死臭は、業者に依頼しなければ完全に取り除くことは難しいです。

 

遺体は夏場で2~3日、冬場では1週間~10日で腐敗がはじまり、それに伴っても死臭は激しさを増していきます。孤独死の現場では死臭が中心となりますが、臭いは近隣の住民に迷惑をかけることもあり、次に人が住めるようにしなくてはならないため、消臭・脱臭は特殊清掃において一番重要となる作業の一つです。

 

死臭の消臭・脱臭作業

一度染み付くとなかなか取れない「死臭」。その消臭・脱臭のためにはどんな作業が必要なのでしょうか?

 

■残置物の処分(遺品整理)
まず、遺品整理から始めます。死臭は遺遺品整理品にも移ってしまいますので、本格的に部屋の消臭をする前に、残置物を片付けていきます。遺品に臭いが付いてしまうと、いくら消臭剤をかけても臭いが残ってしまいます。死臭がついてしまった遺品や形見の品は「本当に必要なもの」だけを保存し、あとはすべて処分することが奨励されています。

 

特殊清掃を請け負う業者では、遺品整理も依頼できる場合が多いので、特殊清掃とセットでの依頼も検討してみてもいいかもしれません。

 

 

■特殊な薬剤を噴霧し除菌・消臭
フォグマスター特殊清掃業者は、市販されていない薬剤を使用して、消臭を行なっています。市販されている芳香剤や消臭剤を使っても、消臭効果はほとんどありません。業者の使っている薬剤は刺激が強く、取り扱いに注意が必要なため、専門の知識や技術を持ったプロにお任せするのが一番です。業者が使用する薬品や機器は様々あります。

 

例えば「複合二酸化炭素」は高い消臭力・除菌力に加え、即効性も高い薬品です。これを散布することで、消臭しながら除菌して二次感染も防ぎます。
薬剤を通常の噴霧器より粒子を細かく出せる「フォグマスター」という専用の噴霧器も使用されることが多いです。ほとんど目に見えない超微粒子部屋の隅々まで薬剤を行き届かせ、除菌・消臭させることができます。

 

 

 

■オゾン脱臭器を使用して消臭
特殊清掃では、オゾン脱臭器を使用し、部屋の隅々まで消臭作業が行われます。このオゾン脱臭機は、酸化作用を利用して臭気成分を分解・除去するもので、死臭に対してかなり有効です。

オゾンには菌やにおい成分を分解して空気を浄化する作用があるため、根本的なにおいの原因を除去して脱臭する効果があります。これでほとんどの死臭を取り除くことができます。また、菌を除菌し、ウイルスを不活性化できるといった効果も期待できます。

 

 

 

 

 

 

■床・壁・天井などの清掃
空間消臭・除菌の次は、床や壁、天井の特殊清掃をおこないます。
肉体が腐敗すると、死臭だけではなく、体液や血液などが流れたりもします。体液が床や畳に染み込むと、それ自体に強烈な死臭がこびりつき、見た目にも大きな影響を残します。特殊な薬品を噴霧し、ブラシなどを使い浮かせ、ふき取ります。この作業を綺麗になるまで何度も繰り返します。

 

部屋全体の床と壁、さらに天井まで薬品を染みこませた布で拭き掃除します。これは、亡くなっていた場所以外、床や壁、天井にも体液が飛んでいることがあるためです。亡くなられていた場所のみの清掃では、完全な消臭・脱臭はできません。

 

■壁紙やフローリングを剥がしての作業
孤独死にともなう死臭の除去は、ほとんどのケースで「消臭工事」が行われます。腐敗が進行すると、床下や柱、壁紙の下地まで臭いが付いてしまったり、体液が染み出してしまいます。そうした場合、表面の清掃だけでは消臭・脱臭ができません。紙やクロスなどを撤去して下地を清掃・張り替え、フローリングを撤去して床下の清掃を行い、汚染箇所を切り取り同じ厚さのベニヤ板で補修したりなどの作業が行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

匂いが壁や床の多く深くまで染み込んでいる場合は、専用の塗料を塗って匂いを封じ込める「コーティング消臭」作業をすることもあります。壁紙だけでなく、中のモルタル(石膏ボード)や床下のコンクリートなども交換したり、削り取ります。何度も洗浄した上でコーティングを施し、上から特殊な防臭剤を塗布することで、臭いを閉じ込める施工も行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

特殊清掃での”消臭・脱臭”トラブル

特殊清掃を業者に依頼して、トラブルにつながってしまったケースは少なくありません。その中でも「臭いが取りきれていない」場合があります。

 

臭いが取れないという問題は、特殊清掃の専門的な技術がない業者に依頼してしまった場合に起こってしまいます。上記まで見てきたように、ピンポイントの清掃や消臭だけでは、完全に臭いを取り除くことはできません。また、必要に応じて、表面だけではなく、壁や床の下地まで消臭作業を行わないといけません。

 

元々、安い料金を設定している業者では、手抜きありきで作業するので注意が必要です。

 

無用なトラブルを回避し、完全な消臭・脱臭が行われた部屋にするためにも、特殊清掃業者はしっかりと見極めて依頼しましょう。
・対応の良い特殊清掃業者を選ぶ
・ホームページをしっかりと確認する
・特殊清掃を専門としている業者を選ぶ
・日本脱臭除菌サービス協会などから認定を受けている業者を選ぶ

 

私達株式会社ロードは、日本脱臭協会より技術者認定所や、事件現場清掃センターより感謝状・優良店認定を受けております。特殊清掃の技術はもちろんのこと、遺品整理から除菌と消臭までしっかりと行えるノウハウの蓄積もございます。

 

特殊清掃ロードでは緊急な対応を出来るようにしておりますので、もしご家族様や管理物件などで孤独死がありましたらご一報ください。弊社での事例についてはこちらからご覧いただけます。→【腐乱臭の特殊清掃】

 

特殊清掃・遺品整理について疑問点やお困りのことがあれば、株式会社ロードまでお問い合わせください。

弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。

  • オゾン機

    高性能なオゾン脱臭器。
    連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。

  • 複合二酸化塩素

    様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。

  • 手動噴霧器

    電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。

  • フォグマスター

    ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。

他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。

突然のことで急いで連絡して「状況を教えて」と言われてもショックでなかなか部屋に入ることができないと思います。そのため、現場の状況確認ができなくてもスタッフが現場まで伺い、状況を把握した上で明瞭なお見積りをさせていただきますので、無理をしてお部屋の確認に行かなくても大丈夫です。
どんな状況でも対応させて頂きますので、私達にお任せください。

突然の死を目の当たりにして、どうしていいかわからない状態も非常に辛いことです。
私達、特殊清掃員がご遺族様になり代わって現場の原状回復をすることで少しでも
ご遺族様の負担を軽くしてあげたいと思っております。
過去1,000件以上の業務で得た技能と経験値をもとに、ご遺族の方々が安心して
任せることができるという信頼を得るために、最大限の努力と精進をしております。

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